■空間が一つになっていたと感じた。 ほとんどの舞台は、ほぼ全てが本番までに作られ、本番ではその枠からはみ出さないことに努め、下手すると「見せてやる」という上からの見せ方、観客も受け身で受け取る、という形が多いと思いますが、サンガツオモシアトラムは違う。有機的。本番で加わる観客を感じてくれ、演者・観客が一体となるからだと思います。
 特に、最後の「群声」(鍬を持つ人がいた)は感動しました。


■演者の皆さんの声が合わさると、一つの生命体になり、「生きてる、存在を表現している」と感じました。
コーラスのように、みんなが同じ発声で綺麗にまとめるのではなく、違う声が合わさっても一つになることを知りました。 


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『音遊び』で、面白そう!と引き込まれました。シンプルで好きです! 『発せず』は圧倒されましたね。

■皆さんの表現力というか、発してないけど音が聞こえてくるみたいでした! 
 なかええみの詞というか世界観が繊細で、普通の人は感じなかったり見えない物が、感じたり見えたりしてるんだろうなぁ、と思って聞いてました。 『いよよ…』のパフォーマンスにも圧倒されました!


■ まとまったコーラスとかハーモニーを求めている人には、昨日の演奏はつらいかも知れないけど、もっと広くもっと原始的な空気の共有?みたいな空間として捉えると、雨すら共演者で、二度とない演奏だから貴重な時間を過ごさせていただきました。 
 


■ 群声という即興的な表現方法は面白かったです。ただ、歌には歌詞があるので歌の世界観に流される傾向があるかと思います。
群声という手法をより際立たせるのであれば、歌詞はむしろ阻害要因になるのかなと思います。
 素敵な空間で癒されました。

■演者の個性や特性を生かし、伝えたいことを表現する/その場の空間を創る。歌ではなく、音の集合体でストーリーを表現することに刺激を受けました。あえての不協和音含め、絶妙なハーモニーが◎でした! 


■ 素敵な時間をありがとうございました。素敵なコンサートでした。あの時の感動が今でも心に残っています。 

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 神のエネルギーをバーンと受け取った感じでした。涙がでました。 自分が自分であって良い。それを怖がらずに表現して行きたいと思います。 


■ なかええみさんは、化物級のアーティスト。
日本にもまだこんな人がいると知って、嬉しかった。とてもインスピレーションをもらった。心身が引き締まった。 
アートとして、とてもクリエイティブなことをやっている。ライブアートで、久々にびっくりした。
みんな、よくあの化物についていっている。ちゃんと、糸で繋がっていた。 初見でわかるミスも多かったけど、(例えば、ここで決めたかったんだろうというタイミングや音を逃してしまったり)
それを補って余りあるくらいの、ポジティブな印象と可能性を感じた。
今後がとても楽しみだ。 
 
 

■私の脳裏に浮かんでいたのは、中学生の時に叔母が連れて行ってくれた薪能の情景でした。静かなのに怖くて、怖いけれど、見たくて、自分の体全体が何か大きな物に包まれている感じ。今思えば、あの感覚が宇宙と接している時のものかもしれません。
コンサートに出席させて頂いたおかげで、大好きだったおばにま会えました。ありがとうございました。  群声ではみなさんの美しい発声に感動してました。 みなさんの練習の賜物でしょうか、発声に迷いがないなあと思いました。 

 コーラスを聞いていて宮沢賢治の世界を連想していました。 魂の歌を聞いているように思いました。 
 
 
 


■ 何か感覚が研ぎ澄まされました!普段はその辺とは無縁の生活をしてるから有り難かったです‼︎
少し意識して生きていこうと思いました! 
 
 
 

■本当に素晴らしいというか、かなりの衝撃を受けたような感じです。 

会場のゆうどは、今はもうなかなか住む事が出来ない、でも日本人がずっと当たり前に住んでいた…懐かし空間でした。そこで、本当の雨音を聞きながらのコンサート、素敵でした。 住む所は、人の感性に大きく関わっている〜と改めて感じました。

■ 音について、いつもとは別の視点で考える事が出来、貴重な体験になりました。 

■会場のゆうどの水(井戸水)がすごかったですね。まろやかな味でした。「まろやか」なんて言葉何年振りか?っていうくらい、忘れていました。 音叉が活躍していましたが、きっとけいこで相当遊びつくしたんだろうなあ、と思いました。遊べば遊ぶほど「お、これは!」という瞬間に出会えるはず。それをぎゅっと凝縮してくださっているのだろうなあ、と感じました。 

■雨の音が印象的な空間の中でただ音に集中して聞いていました。 
 雨音の中の古民家でのサンガツオモシアトラムの《群声》、えみさんの語りと舞いが心地好かったです。 聴衆として聴いているのではなく、自分の身体の中から声が出てきているような感じでした。懐かしい雨音にも包まれ、心地良すぎてうつらうつらとトランス状態(笑)スミマセン! 

■余韻のせいか、なんだか文明の機器に触れたくなく、電車もタクシーもイマイチに思え、雨の中、40分掛けて歩いて帰宅しました。超方向音痴なのに楽しめましたよ。 
 群声による歌は、とても不思議な雰囲気で、優しく、力強かったです。 最後の一緒に群声を〜というのは、雨の音もよく聞くと複雑過ぎて声に出すの難しい(汗)、と焦りましたが、みんな違う音を表現していたので全体としては雨の複雑な音っぽい感じになって面白かったです!